東京ディズニーランドのアトラクション『ピノキオの冒険旅行(Pinocchio’s Daring Journey)』は1983年4月のパークグランドオープンと同時にオープンしました。
ディズニーアニメ映画『ピノキオ』をモチーフにしたアトラクションで、トロッコ型の乗り物に乗り映画のストーリーを体験します。
カリフォルニアやパリのパークにあるアトラクションですが、東京ディズニーランド版が世界で最初のアトラクションとなっています。
音楽は映画の楽曲が使用されており、「星に願いを」などディズニーを代表する楽曲が聴けます。
今回は東京ディズニーランド『ピノキオの冒険旅行』について紹介します。
アトラクション概要
- アトラクション開始日:1983年4月15日〜
- 場所:東京ディズニーランド ファンタジーランド
- 所要時間:約2分
- アトラクションタイプ:ライド

主な使用楽曲
- 星に願いを(When You Wish Upon a Star)
- リトル・ウッドゥン・ヘッド(Little Wooden Head)
- ハイ・ディドゥル・ディー・ディー(Hi-Diddle-Dee-Dee)
- もう糸はいらない(I’ve Got No Strings)
作品で使用されたほとんどの歌が使用されています。
アトラクションで観れるストーリーの進行に合わせて映画の楽曲が聴けます。
アトラクション自体の所要時間が約2分間と短めなので、あっという間にどんどんいろんな曲に切り替わります。
映画の物語と昔ながらのアトラクションを楽しむ
『ピノキオの冒険旅行』は東京ディズニーランド開園時からあった乗り物であり、大きな変化もないクラシックアトラクション的な乗り物です。
作りもアナログで、古臭さすら感じます。
しかしそれでも開園から毎日この乗り物を楽しみにしているゲストも多くいます。
この乗り物ひとつでも映画の世界観は感じ取れることや多くの世代で楽しめることで現在まで愛され続けています。

ブラックライトと蛍光塗料
ファンタジーランドに位置し開園当初からあるアトラクション『白雪姫と七人の小人』『ピーターパンの空の旅』などで共通してみられる演出にブラックライトと蛍光塗料があります。
ブラックライトは蛍光物質は蛍光物質を光らせるライトで、蛍光塗料などを綺麗に光らせてくれます。
ディズニーパークではLEDや液晶、プロジェクションなどの最新の技術を日々取り入れて進化しています。そんななかでこれら初期のアトラクションは光を演出するのが蛍光塗料やブラックライトであることがノスタルジックに感じます。
最先端の技術はなくても開園当初から存在し、現在に至るまで多くの人々に愛される素敵なアトラクションです。