東京ディズニーシーの3Dシアターアトラクション『マジックランプシアター(The Magic Lamp Theater)』は2001年9月4日、ディズニーシー開園と同時にオープンしました。
アラビアンコーストにあるこのアトラクションは映画『アラジン(Alddin)』を題材としており、ランプの魔人ジーニーも登場します。
アトラクションはシアタータイプで、役者とスクリーンに映る3Dアニメーションが連動した演出が楽しめます。
映画『アラジン』を題材としていることから音楽に関しても映画でも使用された楽曲が使われています。
アトラクションで聴ける曲や作曲者について見ていきます。
Contents
概要
- アトラクション開始日:2007年3月29日〜
- 場所:東京ディズニーシー アラビアンコースト
- 所要時間:約23分(上演時間約9分30秒)
- アトラクションタイプ:シアタータイプ、3D体験
- アトラクション収容人数:322名
アトラクションのテーマはマジシャンであるシャバーンによる初のワンマンショー。意地悪なシャバーンは、ジーニーが人気を得ていることに腹を立て、ジーニーを箱に閉じこめてしいます。
そんななかでマジックショーが始まり、たくさんの仕掛けによってゲストを楽しませてくれます。
『マジックランプシアター』の音楽
このアトラクションでは体験するスペースが2箇所あります。
まずは室内に入った直後の場所。ここでは『マジックランプシアター』のショーが行われるまでのあらすじを話してくれます。ここで話してくれるヘビの名前はベキートといいます。
主人公の少年アシームとシャバーン、ジーニーなど登場人物についても紹介してくれます。
もう一つはアトラクションのメインとなるシアターです。
入場して席に座っている間、ステージ上でアシームが鍵を探しています。準備が整ったらマジックショーのスタートとなります。
以上の2箇所で聴ける音楽は映画『アラジン』で使用される音楽がほとんどです。
主な音楽担当
- アラン・メンケン(Alan Menken)
- ダニー・トロオブ(Danny Troob)
映画の音楽が使われていることもありアラン・メンケンの名前がクレジットされています。ダニー・トロオブもこのアトラクションの音楽の作曲・編曲を担当しています。
使用楽曲および、アニメーション映画『アラジン』のスコアを元としてアトラクションで使用された楽曲を書きます。
室内に入った所の音楽・ベキートのお話中の音楽
- 「アラビアンナイト(Arabian Nights)」
- 「暗い夜に(On A Dark Night)」
- 「ひと足お先に リプライズ(One Jump Ahead)」(イントロ)
- 「フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)」
- 「ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)」
お話中はこのような音楽がちらほら聞こえてきます。ベキートの話の進行に合わせてアレンジも加えられています。
マジックショーの音楽
- 「マジックランプシアター組曲」
- 「フレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)」
- 「アラビアンナイト(Arabian Nights)」
- 「ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)」
「フレンド・ライク・ミー」はしっかりジーニーが歌ってくれます!
人気のある楽曲なので、この曲を楽しみにしているゲストさんも多いかと思います。
ゼペットおじいさんに変身するジーニー!
アニメーション映画でもあったような演出で、ショーのなかでもジーニーは他の作品のキャラクターにも変身しています。
映画『ピノキオ』の登場キャラクターゼペットおじいさんに変身したときはシャバーンを操り人形のように扱う演出がありますが、このときに『ピノキオ』や『白雪姫』の楽曲が使用されます。ジーニーの変身に合わせて他作品の音楽を使用する演出はアニメ映画版でもあったような演出ですね。
ゼペットおじいさんに変身したときの楽曲
- 「もう糸はいらない(I’ve Got No Strings)」-『ピノキオ(Pinocchio)』より-
- 「いつか王子様が(Some Day My Prince Will Come)」-『白雪姫(Snow White and the Seven Dwarfs)』より-