実写映画版『シンデレラ(Cinderella)』は2015年3月13日公開され、日本では2015年4月25日に公開されました。
ディズニーからは1950年にアニメーション映画として公開されており、本作品はその実写化にあたります。
アニメ版と実写版の大きな違いは実写版では歌を歌うシーンがほとんどなくなってしまっていることかと思います。
しかしサントラではアニメ版の楽曲「夢はひそかに」や「ビビディ・バビディ・ブー」など有名な曲や実写版のオリジナルの楽曲が収録されており、既存楽曲を現代版にアレンジされた音源も存在しています。
音楽は『メリダとおそろしの森』など数々の映画音楽を手がけた作曲家パトリック・ドイルが担当しています。
今回は実写映画『シンデレラ』の音楽について紹介します。
音楽データ
代表曲
- 「ストロング(Strong)」
- 「ラベンダーズ・ブルー(Lavender’s Blue)」(イギリス民謡)
- 「夢はひそかに(A Dream Is a Wish Your Heart Makes)」
- 「ビビディ・バビディ・ブー(Bibbidi-Bobbidi-Boo)」
実写版『シンデレラ』はミュージカル作品ではありません。
アニメ版で『シンデレラ』では多彩な音楽が使われていることが映画の特徴であり、映画も成功をおさめました。
実写版の新曲は主題歌「ストロング」という楽曲が主題歌として使われました。
それぞれ有名なシーンの挿入歌がなくなったことは実写版とアニメ版の大きな違いです。
日本語版ではエンドソングに「夢はひそかに」が使用され、吹き替えを担当した高畑充希と城田優によって歌われています。
主な音楽担当
- 主題歌・スコア全般:パトリック・ドイル(Patrick Doyle)
- 主題歌:ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)
- 主題歌:トミー・ダンバース(トミー・ダンバース)
アニメ版から使用された「夢はひそかに」「ビビディ・バビディ・ブー」の作詞・作曲
- マック・デイヴィッド(Mack David)
- アル・ホフマン(Al Hoffman)
- ジェリー・リヴィングストン(Jerry Livingston)
パトリック・ドイルは監督のケネス・ブラナーとのコンビとしても知られており『シンデレラ』においても共に仕事をしました。
実写版『シンデレラ』の曲
ストロング
ラベンダーズ・ブルー
エラ(シンデレラ)が幼いころ母親から唄ってもらっていた歌です。
この曲は作品内で使用されサウンドトラックに収録されていないようです。
夢はひそかに
実写化による美しい演出
『シンデレラ』は『アリス・イン・ワンダーランド』『マレフィセント』に続き制作されたアニメの実写化をした作品です。
この作品の見どころは現代の技術で進化した映像かと感じます。
特にアニメ版にもあった魔法にかけられるシーンではドレスや身の周りの物や動物が姿形を変えていき、非常に美しいシーンであると感じます。
アニメ版と比較して歌が減って物足りないと感じても実写版に合わせたオーケストラサウンドや映像の美しさに注目しても良いかと思います。