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映画『魔法にかけられて』の歌や曲について:代表曲一覧・作曲者情報なども

魔法にかけられてDVD映画
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映画『魔法にかけられて(Enchanted)』は2007年に公開されたアニメと実写の映画(主に実写)です。

この映画の特徴的だったのはアニメの世界と現実の世界を行き来していて、ファンタージの世界に住む人と現実の世界の人々の考え方の違いを表現していました。

ファンタジーの世界と現実でのギャップを表現したうえ、エンディングも意外にと“ディズニーらしくない”終わり方でなかなか掟破りな作品だったのではないかと感じました。

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音楽データ

主な音楽担当

  • 作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)
  • 作詞:スティーヴン・シュワルツ(Stephen Schwartz)

音楽は『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』を担当したアラン・メンケンとスティーヴン・シュワルツです。この二人は『ポカホンタス』『ノートルダムの鐘』でもコンビを組んでいました。

代表曲

  • 真実の愛のキス(True Love’s Kiss)
  • 歌ってお仕事(Happy Working Song)
  • 想いを伝えて(That’s How You Know)
  • そばにいて(So Close)
  • エバー・エバー・アフター(Ever Ever After)

メンケンらは過去のディズニー映画を参考にして曲作りをしていったそうです。

ディズニーの今までのディズニー名場面を思い出させるような曲で、新しいミュージカルでもある楽曲となりました。

『魔法にかけられて』と音楽

「真実の愛のキス」

オープニングから使われるこの楽曲はまさに過去のディズニークラシック作品を思い出させるような、壮大なオーケストラのイントロで始まります。

ディズニーアニメーション映画のファンタジー感が溢れた楽曲になっています。

現実世界を知らずにファンタジーの世界で暮らし、夢を思い描くジゼルの様子が表現されています。

過去のディズニー作品にあったようなたくさんの動物と会話するシーンでも歌っていることやエドワード王子がその歌へのレスポンスもあり、ディズニー作品の楽曲感をあえて大げさに表現した楽曲にも感じます。

「歌ってお仕事」

こちらもエイミー・アダムスが演じるジゼルが歌う楽曲です。

この楽曲から現実世界のシーンなっており、歌いながら掃除をするなかで過去のディズニー作品のシーンが盛り込まれていたりします。

動物たちも登場し現実世界でもファンタジー感溢れる演出でした。

「想いを伝えて」

アメリカ ニューヨークにある公園:セントラル・パークで撮影されたシーンです。

セントラル・パークらしく様々なパフォーマーが出演し、壮大なミュージカルのシーンとなりました。

「想いを伝えて(That’s How You Know)」の歌詞から始まり楽曲の終わりにかけて盛り上がり、大規模なシーンとなります。

楽曲はラテン調の楽曲でメロディも歌詞にある「彼女はあなたが愛していることをどうやって知ればいい?(How does she know you love her?」というような【問いかけ】をイメージさせるようなモチーフが使用されてる様に感じました。

そんなメロディで始まり、楽曲の中で問いかけに対する答えを導き出し、非常に素晴らしく素敵な楽曲となっています。

メンケンもこのシーンについて思い描いたように表現され、集団としての創造性を発揮していたと語っています。

ちなみに、老年のダンサーのうち2人は有名な映画『ウエストサイド物語』でも出演していたそうです。

「そばにいて」

「そばにいて(So Close)」はバラードの楽曲となっています。

上述した3曲の代表曲とは異なり、ポップス的な仕上がりで今までの楽曲がファンタジー向けの楽曲だったものに対して、この曲は現実に向けた楽曲であるかの様に感じます。

楽曲も現実を突きつけられるシーンで使用され、ジゼルは本当に愛する人を自分の中で確かめられたシーンとなっています。

本当に愛する人とそばにいたいけど、離れなければならない…そんな感情を表現するのにぴったりな楽曲でした。

このダンスシーンは『美女と野獣』のボールルームでのダンスと同じ演出が描かれたりしています。

雰囲気も『美女と野獣』の様な感動的な名シーンとなりましたね。

サウンドトラックおすすめです!

見所たくさんの映画

この映画はディズニー好きの方にとってはたまらない、多くのパロディが用意されています。

演出やセリフなど過去のディズニー作品から受けたものがあったりします。

先ほどの『美女と野獣』のダンスのシーンなどもそうです。動物と戯れるシーンや毒リンゴを食べるシーンなどたくさんあるみたいです。

「美女と野獣」が短調にアレンジされた楽曲が使われたシーンもあったりしました。

作品例は

  • 『白雪姫』
  • 『シンデレラ』
  • 『ふしぎの国のアリス』
  • 『眠れる森の美女』
  • 『メリー・ポピンズ』
  • 『リトル・マーメイド』
  • 『美女と野獣』

などみたいですね。

他にも『魔法にかけられて』公開当時はまだ公開されていなかった映画『プリンセスと魔法のキス』や『塔の上のラプンツェル』などのちょっとしたネタも混じっていたそうです。

たくさんあるので色々見つけ出すと何度も見直したくなる映画になりそうですね。

ぜひ探してみてください。

この記事を書いた人
Disney music Labの管理人(kenPachi)

ディズニー音楽が好きです。
主に音楽・動画・デザイン・WEBサイト・イラスト制作やってます。DTMはLogic、ボカロ使います。楽器はギターとコントラバス。
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※個人のTwitterとかではあまりディズニーに関することはつぶやいてないかもです。

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