大ヒットを記録した『アナと雪の女王(Frozen)』の続編『アナと雪の女王(Frozen)2』が2019年11月22日に日米同時公開されます。
前作が公開された当時は「アナ雪旋風」を巻き起こすほどの人気っぷりで、続編となる『アナ雪2』の期待も高まります。
映画人気の秘密は歌や曲も大きく貢献し、代表する「レット・イット・ゴー~ありのままで(Let It Go)」は非常に知名度も高い楽曲となっています。
『アナ雪2』の歌の作曲は前作に引き続きはロバート・ロペス(Robert Lopez)&クリステン・アンダーソン=ロペス(Kristen Anderson-Lopez)のロペス夫妻が担当しています。
スコアも引き続きクリストフベックが担当しました。
それでは『アナと雪の女王2』で使用される音楽について紹介します。
Contents
- 1 音楽データ
- 2 アナと雪の女王の音楽を聴く
- 2.1 「イントゥ・ジ・アンノウン(Into the Unknown featuring AURORA)」
- 2.2 「ずっとかわらないもの(Some Things Never Change)」
- 2.3 「おとなになったら(When I Am Older)」
- 2.4 「魔法の川の子守唄(All is Found)」
- 2.5 「トナカイのほうがずっといい ~恋愛編~(Reindeer(s) are Better than People (Cont.))」
- 2.6 「恋の迷い子(Lost in the Woods)」
- 2.7 「みせて、あなたを(Show Yourself)」
- 2.8 「わたしにできること(The Next Right Thing)」
- 3 エンドソングを担当する大人気のアーティストたち
- 4 サントラは2種類!初回限定版も!
- 5 期待に溢れる『アナ雪2』
音楽データ
主な音楽担当
- ロバート・ロペス(Robert Lopez)
- クリステン・アンダーソン=ロペス(Kristen Anderson-Lopez)
- クリストフ・ベック(Christophe Beck)
歌のある楽曲はロペス夫妻、スコアの作曲は主にクリストフベックが担当です。
ロペス夫妻は前作「アナと雪の女王」で知名度が上がり、その後ピクサー作品『リメンバー・ミー(Coco)』の楽曲も担当しています。
代表曲
- 「魔法の川の子守唄(All is Found)」
- 「ずっとかわらないもの(Some Things Never Change)」
- 「イントゥ・ジ・アンノウン(Into the Unknown featuring AURORA)」
- 「おとなになったら(When I Am Older)」
- 「トナカイのほうがずっといい ~恋愛編~(Reindeer(s) are Better than People (Cont.))」
- 「恋の迷い子(Lost in the Woods)」
- 「みせて、あなたを(Show Yourself)」
- 「わたしにできること(The Next Right Thing)」
- 「イントゥ・ジ・アンノウン(エンドソング)(Into the Unknown (end credits))」
- 「魔法の川の子守唄(エンドソング)(All is Found (end credits))」
- 「恋の迷い子(エンドソング)(Lost in the Woods (end credits))」

アウトテイク
- 「魔法の川の子守歌(ララバイ・エンディング) (All Is Found (Lullaby Ending) )」
- 「ホーム(Home)」
- 「アイ・シーク・ザ・トゥルース(I Seek Fund (Lullaby Ending))」
- 「アンメルタブル・ミー(Unmeltable Me)」
- 「ゲット・ディス・ライト (Get This Right )」
サントラには映画で使用されなくなった楽曲が収録されています。
諸事情によって本編では使われなくなってしまったということかとは思いますが、それでも完成度はとても高く感じます。
とくに「ゲット・ディス・ライト」や「ホーム」がおすすめです。本編で使用されないのはもったいない!
「ホーム」は前作で使用されていた「氷の心(Frozen Heart)」のメロディを彷彿させる楽曲で、前作のモチーフを引き継いでいるように感じます。
歌を担当した主要キャラクター・キャスト
- アナ:クリステン・ベル(神田沙也加)
- エルサ役:イディナ・メンゼル(松たか子)
- イドゥナ役:エヴァン・レイチェル・ウッド(吉田羊)
- オラフ役:ジョシュ・ギャッド(武内駿輔)
- クリストフ役:ジョナサン・グロフ(原慎一郎)

アナと雪の女王の音楽を聴く
「イントゥ・ジ・アンノウン(Into the Unknown featuring AURORA)」
情報が早い段階で公開された今作の代表曲「イントゥ・ジ・アンノウン」。
前作の「レット・イット・ゴー」で「ありのまま」を受け入れたエルサがさらに自分の力を信じ、新たな世界へ向かう姿を歌うような楽曲です。
この楽曲も力強い印象で、代表曲として多くの方々に愛されていくような名曲となることを期待します。
また、本編で使用されたバージョンのこの曲はイントロが前作の挿入歌「雪だるまつくろう」に似ているようにも感じます。
「ずっとかわらないもの(Some Things Never Change)」
主要キャラクターのアナ、エルサ、オラフ、クリストフが歌う楽曲です。
前作に引き続き主要キャラクターたちで歌う楽曲はとても微笑ましく感じます。
「おとなになったら(When I Am Older)」
オラフが歌う楽曲です。前作の「あこがれの夏」のような雰囲気もあり、大人になったらわかることについて歌ったり、そのシーンで歌う自身の気持ちを表現したりしているようです。
「魔法の川の子守唄(All is Found)」
映画の冒頭でアナとエルサの母親が子守唄として歌う楽曲です。民族的な印象も感じますう。この歌は物語にとって重要な鍵となる楽曲です。
「トナカイのほうがずっといい ~恋愛編~(Reindeer(s) are Better than People (Cont.))」
スヴェンに向けてクリストフが歌う楽曲で、前作で使用された「トナカイのほうがずっといい」の恋愛編を歌います。この曲はクリストフのアナに対する気持ちをささやくように歌い、後に挿入される「恋の迷い子」へとつながります。
「恋の迷い子(Lost in the Woods)」
クリストフが歌うバラードナンバーです。アナに対する気持ちが表現され、楽曲も非常にポップ。コーラスはスヴェンやトナカイたちが参加しているように表現されコミカルな表現を持ちつつ、愛しさやせつなさを感じます。
「みせて、あなたを(Show Yourself)」
目的の場所へたどり着いたエルサの力強いナンバー。楽曲の前半は謎の「声」の正体に確信を持ちつつ、その存在へと近づくことの感情が表現されているようです。
謎の「声」の正体を見つけ歌は「魔法の川の子守唄」のデュエットへと変わります。コーラスも含め非常に壮大に表現されているこの楽曲とシーンは圧巻です。
「わたしにできること(The Next Right Thing)」
目先が真っ暗となるような展開のなか、アナが自分のできることを実行する決意を歌う楽曲です。希望を見出すアナの勇敢な姿が観ることができます。
エンドソングを担当する大人気のアーティストたち
サントラには3曲のエンドソングが収録されています。
エンドソングは本編で使用されていた「イントゥ・ジ・アンノウン」「魔法の川の子守唄」「恋の迷い子」のアレンジとなっています。
大人気のアーティストが起用され、より親しみやすい楽曲となりそうです。
【担当したアーティスト】
- 「イントゥ・ジ・アンノウン」パニック!アット・ザ・ディスコ
- 「魔法の川の子守唄」ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)
- 「恋の迷い子」ウィーザー(Weezer)
サントラは2種類!初回限定版も!
『アナと雪の女王2』のサウンドトラックCDも映画公開と同日2019年11月22日に発売が決定しています。
2種類のバージョンで発売され、CD1枚組のCDと通常盤と3枚組のスーパー・デラックス版で発売されます。
通常盤は本編の英語歌と日本語歌、エンドソングを収録したCDとなっています
スーパー・デラックス版は通常盤に加え、カラオケ音源、本編未収録曲、クリストフ・ベックによるスコアが収録されています。
またスーパー・デラックス版は特典も付くみたいです。
期待に溢れる『アナ雪2』
前作が大好評であったために続編となる今作にも期待が溢れるばかりです。
以上で紹介したように、楽曲のボリュームも多く本作品に対して力がかなり注がれているようにも感じます。
「アナ雪旋風」「アナ雪現象」は今回も巻き起こり、社会現象となるのでしょうか。楽しみですね。