アニメーション映画『ピーター・パン』の歌や曲について:代表曲一覧・作曲者情報なども

ピーターパン

アニメーション映画『ピーター・パン(Peter Pan)』は1953年2月5日にアメリカで公開されました。日本では1955年に公開されます。

原作はジェームス・マシュー・バリーの戯曲『大人になりたくないピーターパン』で、ウォルト・ディズニーは『ふしぎの国のアリス』と同様、早くから作品化したかったものだったそうです。

この作品はディズニー長編アニメでも初期登場するキャラクターは個性豊かでピーター・パンのほか、ウェンディ、ティンカーベル、フック船長などディズニーキャラクターとして知名度も高いキャラクターとなっています。

ピーター・パンの存在を強く信じるウェンディたち兄弟を連れてネバーランドへ冒険に出る物語であるこの『ピーター・パン』の音楽は「右から2番目の星」や「きみもとべるよ!」などディズニーを代表する音楽が使われました。

音楽データ

主な音楽担当

  • 作曲:オリヴァー・ウォーレス(Oliver Wallace)
  • 作曲:サミー・フェイン(Sammy Fain)

スコアは『ダンボ』『シンデレラ』『ふしぎの国のアリス』など担当したオリヴァー・ウォーレス(Oliver Wallace)が担当し、オーケストレーションはエドワード・H・プラム(Edward H. Plumb)が担当しました。

歌の楽曲は前作のディズニー長編映画『ふしぎの国のアリス』でも音楽を担当したサミー・フェイン(Sammy Fain)も担当しています。

ピーターパン

楽曲ごとそれぞれの作曲者や作詞者は以下に記載します。

代表曲

  • 「右から2番目の星(The Second Star to the Right)」作曲:サミー・フェイン 作詞:サミー・カーン(Sammy Cahn)
  • 「きみもとべるよ!(You Can Fly!)」作曲:サミー・フェイン 作詞:サミー・カーン
  • 「海賊ぐらし(A Pirate’s Life)」作曲:オリヴァー・ウォーレス 作詞:アードマン・ペナー(Erdman Penner)
  • 「リーダーにつづけ(Following the Leader)」作曲:オリヴァー・ウォーレス 作詞:テッド・シアーズ(Ted Sears)、ウィンストン・ヒブラー(Winston Hibler)
  • 「なんでインディアンの顔は赤い(What Made the Red Man Red?)」作曲:サミー・フェイン 作詞:サミー・カーン
  • 「あなたと私のママ(Your Mother and Mine)」作曲:サミー・フェイン 作詞:サミー・カーン
  • 「フック船長はエレガント(The Elegant Captain Hook)」作曲:サミー・フェイン 作詞:サミー・カーン
  • 「ワニをひやかすな(Never Smile at a Crocodile)※」作曲:フランク・チャーチル 作詞:ジャック・ローレンス(Jack Lawrence)

今作品でも前作以前から音楽や脚本に携わっていたスタッフが参加していました。

※「ワニをひやかすな」はプロダクションの初期段階で書かれた曲ですが、本編では歌として採用されずワニのテーマ音楽として使われました。歌はサウンドトラックに収録されたものになります。

『ピーター・パン』と音楽

『ピーター・パン』の音楽は前作のディズニー長編アニメ『ふしぎの国のアリス』で見られるような手法が使われています。

それはセリフが自然に歌に入るといった手法で、歌に入っても物語の流れをスムーズに表現しています。

こういった手法も『ピーター・パン』のファンタジーあふれる世界を自然に作品に溶け込む音楽で表現する手法として作品の世界をより感じ取れやすくなるのではないでしょうか。

ミュージカル映画として作品の中で「違和感のない音楽」はとても重要な要素であると考えさせてくれます。

「きみもとべるよ!」

これからネバーランドに行くというときに流れるディズニー音楽としても有名で印象的なテーマ「きみもとべるよ!」です。

これは子どもたちとピーター・パンがネバーランドに行く方法について会話している中で使われます。

会話の中ではバックの音楽ですでにテーマが流れ、そのメロディに合わせてセルフも唱える部分もあります。

そして家の窓から夜のロンドンを飛んで行くシーンで「きみもとべるよ!」が歌として使われます。

ピーターパン

作品の中の「音」は自家製!?

ディズニーの作品では「音」でキャラクターの印象を作るといった表現もします。

『ピーター・パン』ではティンカー・ベルがその例の一つです。

ティンカー・ベルはこの作品では喋らないので、ベルの音で動作を表現しています。

このベルの音にはこだわりがあったそうで、アルミニウムの板を細かく刻み、ひもでまとめた自家製のものを使ったそうです。そしてそれをマーク・デイヴィス(ティンカー・ベルの作画監督)が編集して作ったのがティンカー・ベルの音だったそうです。

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