ディズニーアニメーション映画『ポカホンタス(Pocahontas)』は1995年6月23日に公開され、日本では 1995年7月22日に公開されました。
『ポカホンタス』はディズニー映画で初めて実在の人物を扱った作品で、歴史的な民話や伝承がもととなっています。
『ポカホンタス』の音楽はディズニー作品を代表する楽曲「カラー・オブ・ザ・ウィンド」なども有名ですね。
作曲は『リトル・マーメイド』『アラジン』『美女と野獣』などを担当したアラン・メンケンで作詞はスティーヴン・シュワルツが担当しています。
Contents
音楽データ
代表曲
- 「ヴァージニア・カンパニー(The Virginia Company )」
- 「絶えまないリズムのように(Steady As The Beating Drum)」
- 「川の向こうで(Just Around The Riverbend)」
- 「心の耳で聞いてごらん(Listen With Your Heart)」
- 「マイン、マイン、マイン(Mine, Mine, Mine)」
- 「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind」
登場人物は先住民であることから歌や音楽はそういったイメージが込められています。
楽曲の詳細は次の節で紹介します。
主な音楽担当
- 作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)
- 作詞:スティーヴン・シュワルツ(Stephen Schwartz)
『ポカホンタス』は当時人気の絶頂だったアラン・メンケンが起用されました。
作詞のスディーヴン・シュワルツはディズニーが紹介した作詞家で、このコンビは後に『ノートルダムの鐘』や『魔法にかけられて』で音楽を担当します。
『ポカホンタス』の音楽
カラー・オブ・ザ・ウインド
作詞家のスティーヴン・シュワルツはこの曲の歌詞に先住民の語法やイメージを取り入れたそうです。
サビが人々の感情に訴えかける様ように強い歌声と美しい旋律でドラマチックな曲となっています。ディズニーの楽曲のなかでも人気のある楽曲ですね。
川の向こうで
ポカホンタスの物事に対する捉えかたについて表す楽曲です。自然を想像させるような美しいオーケストラサウンドです。
心の耳で聞いてごらん
木の精:グランマー・ウィローの歌です。
先住民をイメージした音楽
『ポカホンタス』実在する人物や歴史的な逸話などをテーマとしていることから先住民のもつ音楽的特徴を捉えていく必要がありました。
特に印象的なのは楽器やリズムなどにそうの様な特徴が表れていたりします。
太鼓のリズムパターンを先住民風のリズムで取り入れたりしています。
音楽は作品のテーマを含め美しいオーケストレーションでも表現され、登場人物の住む世界や美しい自然をイメージさせてくれます。