アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』の歌や曲について:代表曲一覧・作曲者情報なども

ラプンツェルシルエットイルミ

アニメ映画『塔の上のラプンツェル(Tangled)』は2010年に公開されました。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品の50作目であり、3Dアニメーションでは初のプリンセス映画でした。

また、ディズニーの3Dアニメーション映画では初のミュージカル作品となっています。

音楽は『美女と野獣(Beauty and the Beast)』『リトル・マーメイド(The Little Mermaid)』『アラジン(Aladdin)』などを担当したアラン・メンケンです。

音楽データ

主な音楽担当

  • 作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)
  • 作詞:グレン・スレイター(Glenn Slater)

この2人は東京ディズニーシーのアトラクション『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』で流れる「コンパス・オブ・ユア・ワールド(Compass of Your Heart)」を作曲・作詞したコンビです。

代表曲

  • 「自由への扉(When Will My Life Begin)」
  • 「お母様はあなたの味方(Mother Knows Best)」
  • 「誰にでも夢はある(I’ve Got a Dream)」
  • 「王国でダンス(Kingdom Dance)」
  • 「輝く未来(I See the Light)」

『塔の上のラプンツェル』はディズニーの3Dアニメーション作品では初のミュージカル路線の作品となっています。

アラン・メンケンは今までいくつかディズニーのアニメーション映画の音楽を担当していましたが、音楽制作において3Dアニメーションになったことによる問題は特になかったと述べています。

塔の上のラプンツェル オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]
created by Rinker

『塔の上のラプンツェル』と音楽

パレードのラプンツェル

アラン・メンケンはこの作品の楽曲を1960年代の後半から70年代フォーク・ロックと中世ヨーロッパ風の音楽をイメージして作ったとのことです。

アラン・メンケンが得意とするブロードウェイミュージカルといった音楽ではなく、フォーク・ロックというジャンルで作品を制作した背景には物語の主人公であるラプンツェルが「自由を求める長い髪の主人公」という設定からきたとのことです。

メンケンが今作で参考にしたアーティスト

  • ジョニ・ミッシェル(Joni Mitchell)
  • ジェイムス・テイラー(James Taylor)
  • キャット・スティーヴンス (Cat Stevens)
  • ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)

『塔の上のラプンツェル』の音楽の制作にあたって目を向けたアーティストに以上のアーティストを挙げています。

1970年代のフォーク・ロックを代表するアーティストたちで、ラプンツェルの様な自由を求める若い主人公にイメージが合った音楽ですね。

自由への扉

映画の冒頭で流れるこの楽曲はラプンツェルが塔の中で過ごす様子を描きます。

今の生活の楽しさを表現しつつ、塔の中から出られず外の世界へ行くことを夢見るラプンツェルも表現に含まれいます。

ポップなナンバーのこの楽曲は映画の冒頭で挿入され作品のフォーク・ロックというテーマの音楽を代表する楽曲にもなります。

歌詞と作品の中でもラプンツェルがギターを弾くシーンも描かれており、楽曲と映像が互いにラプンツェルの個性や楽曲のテーマを象徴している様に感じます。

また、この楽曲は塔の外に出た時の喜びを表現する際にリプライズとしても使われ、ミュージカル的な要素としても使用されました。

誰にでも夢はある

「誰にでも夢はある」は酒場に入ったときに、強面の集団と夢を持つことについて歌った楽曲です。

酒場で居合わせた強面集団は見かけによらず素敵な夢を持ち合わせており、ラプンツェルの持つ夢について共感します。そんな喜びに満ち溢れた楽曲です。

輝く未来

「輝く未来」はラプンツェルとフリンが船の上でラプンツェルが観ることを夢にしていたランタンの灯を背景に歌う楽曲です。

映像も美しくロマンティックな感動的なシーンです。

楽曲は最初から2人で歌うのではなく、それぞれの想い歌い、やがてデュエットする表現となっています。

お互いに気持ちの変化を歌にしており、楽曲と映画のシーンを盛り上げてくれます。

この楽曲もまたプリンセスを象徴するディズニーの代表曲ともなっていますね。

ワンス「ラプンツェル」

王国でダンス

この楽曲は歌ではありませんが、この作品の中の世界を表現するための重要な楽曲の一つであると感じます。

ラプンツェルとフリンが王国の街に入った際は王国を散策する際の楽曲として流れますがやがてダンスに合わせて音楽の雰囲気も盛り上がっていきます。

映像にはリュート、ヴィオール、オーボエ・ダモーレの様な楽器を持つ街の人々が映され、民族的な雰囲気を持つ楽曲となり、王国の情景を表現しているようでした。

ラプンツェルの続編「ラプンツェル・ザ・シリーズ」

ラプンツェルの続編はTVシリーズとして制作されました。

この続編のシリーズは映画のその後の作品であり、冒険に出るラプンツェルなど好奇心旺盛な性格はそのままに描かれています。

音楽の担当はアラン・メンケンが引き継いでいます。この続編において書き下ろされた楽曲も作品の物語を語るうえで重要な役割を担っています。

興味がある方はぜひ。

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