東京ディズニーランド ファンタージーランドにある『ミッキーのフィルハーマジック』はシアタータイプのアトラクションです。
3D体験や匂い、水しぶきなど映像と連動して楽しめる魔法のコンサートです。
このフィルハーマジックはミッキーが指揮者として登場しますが、ドナルドが魔法の帽子を手にしてしまったことからストーリーが展開されます。
Contents
概要
- 場所:東京ディズニーランド ファンタージーランド
- 所要時間:約15分
- 開催期間:2011年〜
使用楽曲
- 「ミッキーマウスマーチ(短調)」ジミー・ドッド(Jimmie Dodd)
美女と野獣
- 「ひとりぼっちの晩餐会(Be Our Guest)」作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)作詞:ハワード・アッシュマン(Howard Ashman)
ファンタジア
- 「魔法使いの弟子」作曲ポール・デュカス(Paul Dukas )
リトル・マーメイド
- 「パート・オブ・ユア・ワールド(Part of your world)」作曲:アラン・メンケン(Alan Menken) 作詞:ハワード・アッシュマン
ライオンキング
- 「王様になるのが待ちきれない(I just Can’t Wait to Be King )」作曲:エルトン・ジョン(Elton John) 作詞:ティム・ライス(Tim Rice)
ピーター・パン
- 「きみも飛べるよ!(You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly!)」作曲:サミーフェイン 作詞:サミー・カーン(Sammy Cahn)
アラジン
- 「ホール・ニューワールド( A Whole New World)」作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)作詞:ハワード・アッシュマン(Howard Ashman)
フィナーレ
- 「ミッキーマウスマーチ」作曲:ジミー・ドッド(Jimmie Dodd)
アトラクションの音楽
冒頭で魔法の帽子を使い、暴走したオーケストラの渦に吸い込まれたドナルドはなくしてしまった帽子を探します。
帽子を探す過程でいろいろな作品の世界に入り、様々な仕掛けや音楽を楽しめるアトラクションとなっています。
使用された作品は「美女と野獣」「ファンタジア」「リトル・マーメイド」「ライオンキング」「ピーター・パン」「アラジン」です。
「ひとりぼっちの晩餐会」では、ドナルドがベルと同じ様に「おもてなし」をされます。
他の映画でも同じ様に、その映画に登場するキャラクターとドナルドが出会い、それぞれの個性を持って接しています。
映画の本編では実現されない素敵なコラボレーションですね。
楽曲は作品ごとの代表曲が使用されています。
特に大きなアレンジはされていませんが、キャラクターが歌う映像はCGアニメーションになっていたりしますので、アニメと比べると新鮮な感じがします。
アリエルが歌うシーンも原作を再現し、アトラクションの3Dを活かした演出で、まるで映画の中に入り近くで歌ってくれているかの様な気分にさせてくれます。
また、ドナルドが次々と映画の世界に入りますが、テンポ良く自然に次の作品の世界へと移っていきます。
映画が同じひとつの世界であるように感じ、どのキャラクターも生き生きしているように思います。
耳をすませば聴こえてくる音楽
この「ミッキーのフィルハーマジック」はファンタジーランド コンサートホールという会場で開催されています。
コンサートホールをテーマにしており、アトラクションはオーケストラのコンサートを観にいった様な雰囲気を感じとれます。
アナウンスはグーフィーやミニーが担当し、しっかりオーケストラコンサートの案内をしています。
そんな中、会場やアトラクションにはディズニー音楽の様々な小ネタが仕込まれています。
まずアトラクションに入ってすぐのロビーの壁に五線譜があります。
この五線譜もディズニー音楽になってるみたいです。
ホールのドアが開く前の部屋ではディズニー音楽が流れています。
ここはディズニーキャラクターが歌っている姿のポスターなどが飾られ、見ているだけでも面白いですね。
耳をすませば色々な曲が流れており、主にオーケストラで演奏された楽曲が使われてます。
美女と野獣の「奇蹟の変身」やリトル・マーメイドの「パート・オブ・ユア・ワールド」のオーケストラアレンジなど他にも様々な楽曲が聴こえてきます。
また、アトラクションの序盤、ドナルドが楽器を用意してから、楽器たちが音出しを始めます。グロッケンとフルートの音で「ホール・ニューワールド」、ファゴットの音で「ひとりぼっちの晩餐会」などがちらっと聴こえてきます。
アトラクションに行ったときはぜひ耳をすまして聴いてみましょう!