『ハイスクール・ミュージカル(High School Musical)』は2006年1月20日にディズニーチャンネルのオリジナル映画として放送され大ヒットしたミュージカル映画作品です。
アメリカ イースト高校を舞台にしたミュージカル映画で、バスケ少年トロイと成績優秀なガブリエラ、2人の高校生活を青春ミュージカル映画となっております。
サウンドトラックは2006年春にビルボードのアルバムチャートで1位を獲得し、2006年度のアルバムセールスで1位を撮りました。このサントラ・アルバムから8曲がビルボードのシングル・チャートBillboard Hot 100にも入り、当時非常に人気の出た作品であったため音楽業界を震撼させたともいわれています。
今回は『ハイスクール・ミュージカル』で使用された楽曲について紹介します。
また、『ハイスクール・ミュージカル』現象といわれたの当時の記録についても紹介します。
Contents
音楽データ
使用された曲一覧
- 「始まりの予感(Start of Something New)」
- 「大切なのはバスケット!(Get’cha Head in the Game)」
- 「最高のパートナー(What I’ve Been Looking For)」
- 「最高のパートナー(リプライズ)」
- 「今までどおりが一番(Stick to the Status Quo)」
- 「あなたといた時(When There Was Me and You)」
- 「ボップ・トゥ・ザ・トップ(Bop to the Top)」
- 「自由をつかめ(Breaking Free)」
- 「みんなスター!(We’re All in This Together)」
楽曲制作を担当した音楽家
- マシュー・ジェラルド(Matthew Gerrard)
- ロビー・ネビル(Robert Nevil)
- レイ・チャム(Ray Cham)
- ドリュー・シーリー(Andrew Seeley)
- グレグ・チャム(Greg Cham)
- アダム・ワッツ(Adam Watts)
- アンディ・ドッド(Andy Dodd)
- デイヴィッド・ローレンス(David Lawrence)
- ファイユ・グリーンバーグ(Faye Greenberg)
- ジェイミー・ヒューストン(Jamie Houston)
- ケビン・クイン(Kevin Quinn)
- ランディ・ピーターソン(Randy Petersen)

主なキャスト
- トロイ・ボルトン役:ザック・エフロン
- ガブリエラ・モンテス役:ヴァネッサ・ハジェンズ
- シャーペイ・エヴァンス役:アシュレイ・ティスデイル
- ライアン・エヴァンス役:ルーカス・グラビール
- チャド・ダンフォース役:コービン・ブルー
- テイラー・マッカーシー役:モニーク・コールマン
- ケルシー・ニールセン役:オレーシャ・ルーリン
- ケルシー・ニールセン役:ライン・サンボーン
- ジーク・ベイラー役:クリス・ウォーレン・Jr
- マーサ・コックス役:ケイシー・ストロー
『ハイスクール・ミュージカル』の曲詳細
「始まりの予感」
トロイとガブリエラが出会い、初めて歌うロマンティックな楽曲です。
パーティ会場で突然歌うことになり、二人の関係の始まりを感じさせてくれる楽曲です。
「大切なのはバスケット!」
トロイが歌い・バスケットボールの部員もともに演出に参加する楽曲です。
「最高のパートナー」
最初のオーディションで使用した楽曲でライアン、シャーペイが舞台上で歌います。
「最高のパートナー(リプライズ)」
最初のオーディションで使用した楽曲。トロイ、ガブリエラが歌います。
「今までどおりが一番」
ジーク、マーサ、シャーペイ、ライアンが歌う楽曲です。
「あなたといた時」
ガブリエラが想いを歌にするシーンの楽曲です。
「ボップ・トゥ・ザ・トップ」
最終オーディションでシャーペイとライアンが歌う曲です。ラテンの雰囲気持った楽曲で、力強い楽曲です。
「自由をつかめ」
最終オーディションでトロイ、ガブリエラが歌う曲です。冒頭では少しくらい雰囲気も感じ取られますが楽曲の展開とともに明るく輝かしい印象を持たせてくれる楽曲です。
「みんなスター!」
『ハイスクール・ミュージカル』を代表する楽曲で、映画のフィナーレで盛り上がる曲です。
サントラが全米で350万枚の記録!「ハイスクールミュージカル現象」を起こした驚異の記録とは!?
『ハイスクール・ミュージカル』は世界的に大ヒットを記録した作品となりました。
アメリカでは2006年1月の初回放送から8月のまでの計14回の放送で4000万人を超える視聴者数を記録しました。
その後世界各国で順次放送が開始され、多くの国で人気を獲得しました。
ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー史上最高の記録を残した作品は続編も放送も決定し、幅広く浸透していきます。
そんな『ハイスクール・ミュージカル』の当時の驚きの記録は以下のようなものが挙げられます。
視聴記録
- アメリカで2006年1月の放送から8月までの計14回の放送で4000万人を超える視聴者数
- 2006年6月、オーストラリア、ニュージーランド、東南アジアなどのプレミア放送で4-14歳の視聴率で1位を獲得
- 2006年7月、オーストラリアのフリーTVで放送され、ピーク時には140万人が視聴
受賞
- 第58回プライムタイムエミー賞6部門ノミネート
- 「ミニシリーズ/テレビムービー部門監督賞」「子供向け番組部門作品賞」の2部門でエミー賞受賞
サウンドトラック
- 番組サウンドトラックビルボードチャート1位獲得、350万枚を超えるセールスを記録
- iTunes Music Storeで3周連続アルバムダウンロード1位を記録
- 2006年上半期全米アルバム販売数1位を獲得
DVD
- 2006年5月発売後、270万枚を超えるセールスを記録
本
- 2006年5月発売された小説はニューヨークタイムズ掲載のランキングで1位を獲得
この様に多くの記録を残し、世界各国で広く浸透しました。
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズは『ハイスクール・ミュージカル2』も放送され、3作目は劇場作品として公開され、現在でも多くのファンに愛されている作品です。