『ワンス・アポン・ア・タイム』は東京ディズニーランドのシンデレラ城にプロジェクションマッピングで映し出すナイト・エンターテイメントです。
東京ディズニーランド初のキャッスルプロジェクションであり、公演当初から人気を博していました。
Contents
概要
開催期間:2014年5月29日〜2017年11月6日
上映時間:約20分
楽曲構成
オープニング
- 「オープニング・ファンファーレ」作曲:ジョエル・マクニーリー(Joel McNeely)
- 「ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)」作曲&作詞:クリストファー・マガバーン(Christopher McGovern)
ふしぎの国のアリス
- 「ふしぎの国のアリス(Alice in Wonderland)作曲:サミー・フェイン(Sammy Fain)作詞:ボブ・ヒリアード(Bob Hilliard)
- 「時間におくれた(I’m Late)」作曲&作詞:サミー・フェイン、ボブ・ヒリアード
- 「お誕生日じゃない日のうた(The Unbirthday Song)」作曲&作詞:マック・デイヴィッド(Mack David)、アル・ホフマン(Al Hoffman)、ジェリー・リヴィングストン(Jerry Livingston)
塔の上のラプンツェル
- 「ラプンツェル・アンダースコア(Rapunzel Underscore)」作曲:アラン・メンケン(Alan Menken)
- 「輝く未来(I See the Light)」作曲:アラン・メンケン 作詞:グレン・スレイター(Glenn Slater)
シンデレラ
- 「ビビディ・バビディ・ブー(Bibbidi-Bobbidi-Boo)作曲:マック・デイヴィッド、アル・ホフマン 作詞:ジェリー・リヴィングストン
- 「これが恋かしら( So This is Love)」作曲&作詞:マック・デイヴィッド、アル・ホフマン、ジェリー・リヴィングストン
ピーター・パン
- 「ピーター・パン・ファンファーレ(Peter Pan Fanfare)」作曲:オリバー・ウォレス(Oliver Wallace)
- 「きみも飛べるよ!(You Can Fly! You Can Fly! You Can Fly!)」作曲:サミーフェイン 作詞:サミー・カーン(Sammy Cahn)
白雪姫
- 「シリー・ソング(The Silly Song)」作曲:フランク・チャーチル(Frank Churchill)作詞:ラリー・モリー(Larry Morey)
くまのプーさん
- 「おなかグーグー(Rumbly in My Tumbly)」作曲&作詞:リチャード・シャーマン(Richard M. Sherman)、ロバート・シャーマン(Robert B. Sherman)
- 「ズオウとヒイタチ(Heffalumps and Woozles)」作曲&作詞:リチャード・シャーマン、ロバート・シャーマン
美女と野獣
- 「プロローグ(Prologue)」作曲:アラン・メンケン
- 「美女と野獣(Beauty and the Beast)」作曲:アラン・メンケン作詞:ハワード・アッシュマン
- 「夜襲の歌(The Mob song)」作曲:アラン・メンケン作詞:ハワード・アッシュマン
- 「奇蹟の変身(Beauty and the Beast Transformation)」作曲:アラン・メンケン
フィナーレ
- 「ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)」作曲&作詞:クリストファー・マガバーン
編曲はジョエル・マクニーリー(Joel McNeely)が担当しています。
ショーの音楽
このショーはポット夫人がチップに物語を読み聞かせるシーンから始まります。
物語は「ふしぎの国のアリス」から始まり「美女と野獣」まで様々なディズニー作品が盛り込まれています。
ワンスで使われている楽曲は曲ごとのつなぎ目などでアレンジは入りますがほぼ原曲のまま使用されています。
その中でも「美女と野獣」は大胆にアレンジがかけられており、美女と野獣の名シーンであるポールルームでのダンスは特に魅了されるシーンだと感じました。
そのアレンジは美女と野獣の主題テーマが3拍子でアレンジされ、テンポ感といい、まさにお互いの「愛の芽生え」をより一層感じさせる仕上がりです。
クライマックスに向けての緊張感やフィナーレの壮大さも多くの観客を虜にしていきました。
ショーの鍵は美女と野獣!?
このショーを進行していくのはポット夫人と息子のチップです。そして物語の最後は『美女と野獣』です。
「ワンス・アポン・ア・タイム」って「昔々〜」と訳されます。そのため、このショーのテーマのもと様々な物語が語られているということが分かります。
しかし、実は『美女と野獣』で「ワンス・アポン・ア・タイム」に関わったシーンがあるんです。
それは、1991年に公開されたアニメ映画版『美女と野獣』の続編としてリリースされた『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』で確認できます。
ベルが野獣に本のプレゼントを用意するのですが、その本のタイトルが…!?
この様にディズニーのショーにはファン必見のネタが多数存在します。
物語の背景や楽曲について知ることでディズニーのショーをより楽しむことができるのではないでしょうか。