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映画『アナと雪の女王』の歌や曲について:代表曲一覧・作曲者情報なども

アナと雪の女王の音楽映画
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映画『アナと雪の女王(Frozen)』は2013年11月27日に公開されました。日本では2014年3月に公開されています。

日本でも「アナ雪」という略称で多くの世代に親しまれ、作品で使われた歌や音楽の知名度は非常に高いかと思います。

劇中歌「レットイットゴー(Let It Go)」の歌詞にある「ありのままで」といった表現などは作品のテーマとなる意味も持っていることや、世界中で「アナ雪」の音楽をカバーをSNSなどで共有したり、作品で使用された音楽の存在感が非常に大きいものであったと感じます。

音楽を担当したのはロバート・ロペス(Robert Lopez)とクリステン・アンダーソン=ロペス(Kristen Anderson-Lopez)・ロペス夫妻です。

音楽は世界中で流行し「アナ雪現象」を巻き起こしました。

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音楽データ

主な音楽担当

  • ロバート・ロペス(Robert Lopez)
  • クリステン・アンダーソン=ロペス(Kristen Anderson-Lopez)
  • クリストフ・ベック(Christophe Beck)

歌のある楽曲はロペス夫妻、スコアの作曲は主にクリストフベックが行なっていました。

ロペス夫妻は2011年公開の『くまのプーさん』の歌も提供していますが、『アナと雪の女王』でその名は広く知れ渡りました。

「アナと雪の女王」の制作を始める際、ディズニー社は夫婦でプロジェクトに参加してほしかったため、当時子どもの世話で忙しかったクリステンにもプロジェクト参加への打診を行なったそうです。

代表曲

  • 「氷の心(Frozen Heart)」
  • 「雪だるまつくろう(Do You Want To Build A Snowman?)」
  • 「生まれてはじめて(For The First Time In Forever)」
  • 「とびら開けて(Love Is An Open Door)」
  • 「レット・イット・ゴー(Let It Go)」
  • 「トナカイのほうがずっといい(Reindeer(s) Are Better Than People)」
  • 「あこがれの夏(In Summer)」
  • 「愛さえあれば(Fixer Upper)」
  • 「Let It Go(Let It Go)」
  • 「ヴェリィ(Vuelie)」

ミュージカル映画として挿入歌が充実しています。

「アナと雪の女王」で使用される歌のほとんどは知名度の高いばかりとなっておりミュージカル映画としても大成功しているといえるでしょう。

『アナと雪の女王』の音楽

ヴェリィ

ディズニー映画の始まりはいつも「星に願いを」を音楽にお城の映像が流れますが「アナと雪の女王」では「ヴェリィ(Vuelie)」という曲をオープニングから使用しています。

この曲は物語の北欧の雰囲気を表現するため、もともとあった合唱曲を映画用にアレンジしたものです。

元となった曲はノルウェーの作曲家:フローデ・フェルハイムが作った「大地の歌(Eatnemen Vuelie)」という合唱曲です。

フローデ・フェルハイムはディズニーがこの曲を元に映画用の楽曲を作りたいという意向から作品のスコアを担当しているクリストフ・ベックと協働で私いバージョンの楽曲を作りました。

この曲はオープニングの他にも、物語の最後で凍ってしまったアナの魔法が解けた後のシーンで使われ、強い印象をもつ楽曲となっています。

雪だるまつくろう

「雪だるまつくろう」はアナの幼少期から成長する姿を歌の中で表現しています。

アナの姿は3つに分けられており、楽曲の中で十数年の期間の経過を読み取ることができます。

間奏部分ではシリアスな音楽で表現され、映画のシーンではアナとエルサの両親が船に乗って亡くなってしまったことが分かります。

このように音楽と映画のシーンで時間の経過とともに起こった出来事などが明確に伝わるようになっています。

ディズニーの他の作品で『ライオンキング』の「ハクナ・マタタ」でも時間の経過とキャラクターの成長を描いており、「雪だるまつくろう」も同じような演出であると感じますね。

「生まれてはじめて」

「生まれてはじめて」はエルサの戴冠式にアナが歌いはじめ、後半でエルサの歌が加わっていきます。

アナの夢や希望を歌ったこと楽曲の中にはエルサの対照的な思いも歌詞に含まれています。

ディズニープリンセスが登場する作品の冒頭で多くあるのが「願い」を歌った楽曲です。『美女と野獣』や『リトル・マーメイド』などでもみられる表現ですが、『アナと雪の女王』では二人のプリンセスの対照的な感情を歌にしており、ディズニー映画の序盤の楽曲としては新鮮な印象があります。

しかし、物語の序盤の使用するこの楽曲はアナの希望もしっかり表現し、「運命の人に出会えるかも」といった歌詞も含まれており、これまでのディズニー作品にあった雰囲気も彷彿させてます。

「レット・イット・ゴー」

この映画からの言わずと知れた代表曲「レット・イット・ゴー」は世界中で大ヒットした楽曲です。

歌詞および楽曲のタイトルにもなっている「let it go」には複数の意味を持っているそうです。

映画で持つその意味には今までの自分の過去を捨て去るという意味やこれからは自分の力は解放するといった意味があります。

ロペス夫妻はこの楽曲にエルサの強い気持ちを入れるという構想を持っていました。

この楽曲を制作する際は過去のディズニー作品におけるプリンセスの意思を象徴した楽曲の他、アデル、アヴリル・ラヴィーン、エイミー・マン、キャロル・キング、レディー・ガガなど女性シンガーソングライターの楽曲を参考にしたそうです。

アナと雪の女王の音楽

『アナと雪の女王』のキーワードは「扉」!?

『アナと雪の女王』では「扉」を開け閉めするシーンが多いと感じませんか?

歌でもパーティにやってきたハンス王子とアナが歌う「とびら開けて」といった楽曲もあります。

この映画の「扉」は各シーンを象徴するための重要な要素となっています。

「雪だるまつくろう」のシーンでは扉を閉めて閉じこもるエルサにアナが開けてほしいと願うシーンで二人の心の距離を示します。

「生まれてはじめて」では城の「扉」を開けアナの希望を表現します。

「レット・イット・ゴー」の最後では氷の城の扉を閉めるシーンも印象的ですね。

この作品の中で「扉」は印象的に描かれており、音楽にも関わってきます。こういった要素も注目して観てみると良いかもしれませんね。

この記事を書いた人
Disney music Labの管理人(kenPachi)

ディズニー音楽が好きです。
主に音楽・動画・デザイン・WEBサイト・イラスト制作やってます。DTMはLogic、ボカロ使います。楽器はギターとコントラバス。
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